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平成30年版 情報通信白書をつまみ食いしてみた(第5章)

はじめに

ktr89.hateblo.jp

の続きです。 今度は第5章 ICT分野の基本データ です。

第5章まできて今更基本データか?って感じではありますが、面白そうです。

主な産業の市場規模(名目国内生産額)2016年

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2016年現在、日本の最大の産業は情報通信産業です。日常生きていると卸売(商業)などの方が大きな産業のイメージでした。 意外な結果です。今後も頑張って日本に貢献して生きましょう。 とはいえ、こういった議論をする上で「市場規模」で議論するのが正しいのか、「GDP」「GNP」で議論するべきなのか、難しいところです。

重点推進4分野別の研究費の推移

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これはとても面白いです。身の回りでは、ここ数年「機械学習」「深層学習」「数理最適化」などと情報分野の研究の内容を耳にすることが多く、 研究費もそれに応じて増えていると勝手に思っていました。 しかしこの図によると、「情報通信」分野の研究費は年々下がっているのですね。 とても悲しい内容ですが、今後は増やしていくべきなのでしょうか。今更情報通信分野の研究投資を増やしても、米中に勝てるイメージは持てません、何か米中をだしぬける 新分野を開拓する研究に張るのがいいような気もしてきます。説明責任に追われている官僚の方には酷ですね。

情報通信機器の世帯保有率の推移

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ついに、スマートフォン保有世帯がパソコン保有世帯を超えました。 最近では、家庭でパソコンを買う理由がほとんどなくなってきている気がするので妥当な結果だと思います。 一方で、FAXを保有している世帯が40%もあることにびっくりです。

インターネット利用率の推移

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インターネット利用率は2013年くらいからサチってます。非インターネット世代が亡くなる以外の理由で利用率が向上することは考えにくいでしょう。 彼らに合わせて行政サービスのインターネット化が遅れているというような話もありますね。経団連でメールが利用されるようになったのも最近とか(笑) 見せかけても良いので、利用率を95%くらいまで向上させた上で、インターネット化を進めてもらいたいものです。エストニアのように。

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