データが主食

データ系エンジニアのぽえむ。分析だったり、読んだ本のメモだったり。

平成30年版 情報通信白書をつまみ食いしてみた(第1章)

はじめに

2018年7月に総務省から平成30年版 情報通信白書が公開されました。

http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h30/pdf/index.html

総合研究所などに調査依頼したらすごいお金のかかりそうなレポートが無料で手に入るということで話題になっています。 その中から気になった話題などを紹介していきます。 (本記事の画像は平成30年版情報通信白書から引用しております。)

私がコンテンツ系のIT企業で仕事をしているため、界隈に関連しそうな話が多くなります。 一方で、通信インフラなどの情報については、あまり関連ないので少なくなります。

日本とアメリカでのICT投資額、資産額の違い

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最近、こんな記事が話題になっていましたね。

www.nikkei.com

右図からも明らかで、ICT資産減少分を補っているにすぎません。 同じICT資産額で発揮される生産性向上などの価値が同じであるとすれば、日本企業のICTは20年以上進化していないと 言えるかもしれません。

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一方でGDPに対するICT投資比率は日米で同じくらいです。 ICT投資の必要性は同じくらい感じているが、国が成長してないのでICT投資も成長していないと捉えるべきかもしれません。 ここ20年間、日本が停滞しているというのはこの図からも言えるかもしれないですね。

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さらに投資の仕方も日米で異なっています。日本は自社用にカスタマイズしたシステムを導入したがりますが、米国ではパッケージ導入が多いです。 投資金額も少ない上に、自社用カスタマイズばかりでは、全体として利便性が向上しないのは当たり前ですね。 近年、日本でもSaaSの導入などが増えてきているため徐々に改善していってほしいところです。

AR/VRの市場規模の違い

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ARは必要なデバイスが少ないため、2010年くらいからアプリケーションが発売されており、ビジネス的な 意味での歴史はあるように感じていました。一方で、支出額でいうとVRの方が大きいですね。 これは、必要なデバイスの金額を表しているだけかもしれませんが、近年のVR市場はイケイケドンドン感がありますね。